ゴスっ!2007年がスタート。会長も今年こそはマメに更新するぞと新たな決意を胸に抱いているところではあるが、結果やいかに・・・。
会長のお気に入りは、スティーブ・マーティン主演の「奇跡を呼ぶ男(原題:Leap of faith)
」。ただのコメディと思うなかれ。笑いの合間に、信じるってどういうことかを考えさせられる映画でもある。そして、会長は毎回ほろりときてしまうんだなあ(照)。
大型のトラックを何台もつらねて旅するインチキ伝道グループ。ボスのジョナス(スティーブ・マーティン)は全米各地で「伝道集会」と称してイカサマショーを行い会衆から献金を巻き上げる。あたかも神からの声を聞いたように、病や心に重荷を持つ人の心の内を読みとり癒していくが、実はスタッフが集めた情報をコンピューターやインカムを使いながらジョナスに送っている。そんな中、事故で動かなくなった足のいやしを求める若者が、ジョナスのもとにやって来るが・・・。
ネット評などでは、駄作・傑作と意見が2分されているのだが、わがゴスも研では「推奨」としたい。
理由1)ゴスペルがいっぱい!
このチームにはちゃんとAngels of Mercyというゴスペルクワイアがあって、伝道集会を盛り上げる。これがまたいかにもゴスペルと言う感じで、ストーリーはすっとばしてゴスペルだけ聴いていてもよいかも(笑)。
ディレクターもかなり真面目でこりゃ作り物じゃないなと思ったら、エドウィン・ホーキンスが絡んでた。ここは、なるほど~やっぱり~と合いの手を入れていいところ。エドウィン・ホーキンスはOh happy dayなどで有名で、いろいろゴスペルを経験するうちに一度や二度は必ず耳にする名なので、知っておいてソンはない。余談だが、これを突き止めるべく会長は目を皿のようにして何度ビデオのエンドロールを読んだことか!ってか最初からサウンドトラックを買えばよかったよね(笑)。
理由2)共感できるシーンやセリフがある。
ゴスペルを歌ったり、教会に出入りするようになると少なからず遭遇する信仰の問題。クリスチャンの仲間が何気なく発した言葉に傷ついたことはないだろうか?ここに出てくる足の悪い少年と彼の回復を願う姉は信仰心も篤く熱心に教会に通っていたが、ある別の集会で牧師に「足が治らないのは信仰が足りないからだ」といわれ傷つく。「自分はしっかりやっている」と思えば思うほど、そのような言葉に打ち砕かれ神へのリスペクトがゆらぐ。我々のゴスペル生活も似ていないか。歌がうまく歌えないのは、メンバーが集まらないのは「信仰が足りないから」あるいは「信仰がないからだ」と決め付けられてしまうときの悔しさに似ている。さて、ストーリーで少年はどんな行動に出るか?
経験の度合いによって、思い入れの場面は違うと思うが見るたびに新しい発見がある。登場人物それぞれの視点で物語を追っていくとさらなる気づきもある。スティーブマーティンの伝道スタイルは、アメリカの超有名な伝道者を意識しているとのこと。それが誰だかわかる人は結構ツウです!
Leap of Faithというフレーズは、キルケゴールの書にでてくるらしいのだが、適当な日本語訳が見つけられない。いかにもな理由や見せかけに惑わされずとにかく信じて飛びつく!そんなニュアンスか?。神様は時にイカサマ師をも使って信仰の火をともそうとしてくれるようである。
アメリカではDVDが出ているそうだが、日本ではレンタル版の放出品を手に入れるしかないようだ。下はサウンドトラックのご紹介。
最近のコメント